中国国際航空の北京・平壌線運休、いよいよか

 中国国際航空の北京・平壌便は、運航休止となった。突然の発表と同時に昨日の定期便が最後となった。再開のめどは立っていない。同社の発表では、平壌線の搭乗率が低く、採算性が悪いことが運休の理由だという。

 航空会社は大体年に2回の大きなスケジュール変更がある。その際、タイムテーブルや新規就航、運休の調整、何よりも機材の割り当て調整が行われる。調べると、中国国際航空の夏・秋の新運航スケジュールがつい2週間ほど前の3月26日に実施されたばかりだった。

 採算性問題の運休ならば、一般的には社内検討を重ねて決定する経営事項であり、新運航スケジュール実施の直後に突然に発表するとは、自己矛盾といかなくとも、やはり不自然さが残る。

 今日平壌で行われる大規模の行事もあって、いよいよという気配が濃厚になってきた。

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