ジンバブエなんて関係ない、無作為の農村国家日本

 金を出す、口を出す、人を出す、手を出す。――国際政治などの場では、概ね、4つの「出し」がある。

 普通の国なら、なるべく、金を出さずに(最小限に)、口を出し、人を出し、手を出すわけだ。しかし、日本は、金しか出さない、と、まったく奇妙な国だ。

 アフリカ戦略重視といいつつも、ジンバブエはまさに折り返し地点に差し掛かっているのではないか。なのに無作為のままだ。私が総理なら、特使あるいはロビイストをジンバブエに急派するが・・・。政権交替は何よりのチャンスなのに。

 日本列島から離れると、国民の関心が急激に低下する。距離が離れれば離れるほど関心が薄れる。「桜前線」や「台風上陸」がトップニュースになるような農村国家だ。何も言えない。

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