社会主義ウェルス変異種と戦う、生き辛い社会の本質

 世の中、左傾化している。社会主義が再び席巻し、猛威を振るっている。しかもたちが悪いことに、19世紀や20世紀の社会主義ウィルスの変異種となり、マルクスの顔にモザイクをかけ、階級闘争格差闘争に置き換え、ポリティカル・コレクトネスの美辞麗句を飾り、世界に心地よい感染を拡散させてきた。誠に生き辛い社会だ。そのメカニズムをもう少し深く読み解きたい。旧正月連休を使って、この一冊を勉強することにした。

 社会心理学は実証的な学問とされている。これまでは実務上の都合に合わせて断片的な勉強を積上げてきたが、理論的に全貌を俯瞰してみたいと考えた。そこから何かしらの文脈を引き出したい。アドルフ・ヒトラーがどのように民意を煽動し、また民意がどのように煽動されたかという残酷な歴史から、今の社会主義サタンの面影が見えて恐怖を覚えずにいられない。そのメカニズムを明らかにしなければならない。

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