バリ日記(2)―極楽の太陽疲れ

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23061南国の太陽を浴びての朝食、バリ式

 何もしないのがリゾート。1週間の滞在は観光などまったくなし。ひたすら何もしないのだ。

 6月5日8時、モーニングコールで起床。南国の日差しでバリに来た実感が湧く。今日は快晴。

8時45分、ベランダにルームサービスの朝食が届けられる。バリ式朝食は、フレッシュ・パパイヤジュース、ナシゴレン、バリ・コーヒーのブラックというシンプルなものだが、結構な量だ。時間がゆったりと流れる中、太陽に照らされながら、ゆっくりと一口一口味わう朝食はなんとも言えない贅沢だ。

23061_2ラグーナリゾート構内

23061b_2プールは人工砂浜がついている

 9時30分、ビーチ。溜め込んだ新聞を午前中すべて読み終える。日経、香港・信報、台湾・中国日報、中国・第一財経日報、そして現地の英字紙「ジャカルタ・ポスト」。バリ島の風が強く、新聞をめくるのが大変。

 13時、ビーチにランチが届けられる。朝食の量が多かったので、お昼はご飯なしのフィッシュ・アンド・チップス。白身魚は肥えていて抜群に旨い。フライドポテトは、リスに若干横取りされる。

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23061b_3昼食、「バリ・コレクション」で魚とえびのグリル

 14時30分から1時間半、昼寝。

 16時からプールで泳ぐ。

 17時30分シャワーを浴びて少々休憩。南国の太陽に照らされた後、体が爽快な疲労感に襲われる。

 19時、シャトルバスで「バリ・コレクション」へ。「バリ・コレクション」は、ヌサドゥアにあるレストラン、ショップの総合センター、上海「新天地」のバリ版。レストランは十数軒あるが、客引きをしていなく、一番地味な「トロピカル・シーフードグリル」というバリ料理店に入る。妻と二人で、ジャンボ車えびと大きめのスズキを注文。いずれもシンプルな塩焼き。ほかに豆腐料理一品、地元のビンタンビール1本と白ワイン。ご飯と五目野菜付け合せは食べ放題。えびと魚は身が引き締まっていて旨い。締めて33万ルピア(3500)円、人民元換算で250元。バリ島は上海よりずっと物価が安い!

23061_4あといろいろ食べ飲みして、人民元で250元

 満腹状態でホテルに戻る。バトラー・サービスを呼んで、バリコーヒーを部屋まで持ってきてもらう。コーヒーと葉巻の極楽タイム。私が泊まるこのラグーナリゾートは、バトラー・サービスが付いている。24時間、いつでも専門のサービススタッフがコーヒー、紅茶、ミネラルウォーター、チョコレート、クッキーをすべて無料で部屋まで持ってきてくれる。

 疲れた。一日、南国の太陽にさんさんと照らされた「太陽疲れ」は実に心地よい。明日は、読書日和である。

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