バリ日記(1)―中国人観光客の姿

23027シンガポール航空の機内食は結構美味しかった

 午後16時、シンガポール発デンパサール(バリ島)行きシンガポール航空946便搭乗開始。なかなかの客入りで、ほとんど満席状態。

 突然と聞き慣れた響き。あっ、上海訛りの北京語だ。

 「おい、おい、ちょっと、座席が何でこんなに後ろなの、あのよ、前の席に変えてくれ」、上海人観光客の親父が中国語で客室乗務員に怒る。
 「Sorry, Sir, the flight is fully booking.Sorry・・・(申し訳ありませんが、この便は満席でして、すみません・・・)」、インド系の客室乗務員が英語で謝る。
 「おまえ、中国語できないのか、シンガポール人だろう」、親父が英語を解さないようだ。
 「ほら、彼女、黒人だから」、奥さんらしい女性が冷ややかに。
 「何だよ、シンガポールって中国語だろう」、親父がまだ怒っている・・・

 こんな光景は、最近海外でよく出会う。マネーの束を身に付けても、マナーは身に付かない中国人ニューリッチは世界の迷惑だ。香港や台湾の新聞をめくっても、中国人観光客の失態を暴く記事や写真がたくさん載っている。一部の航空会社は、意図的か無意識か、中国人観光客の住み分け的な座席隔離をやっているようだ。サービス業を見下すあの傲慢無礼な金持ちたちよりも、客室乗務員の方がはるかに教育を受け、教養を有する淑女である。

 真の大国の台頭とは何か、それこそ景気対策の4兆元をマナー教育に投入してほしい。中国は世界に尊敬される大国になるため、何をすればよいのか政府も国民もよくよく考えないと・・・

<次回>

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