ペット業界の酷い現状、大切な家族は自分で守れ

 夏休み。出張も外出もなく、毎日愛犬と遊んだり、読書したりして、ゆっくり過ごしている。

 ペット業界に関する本を読んでいると、こう書かれている。日本国内のペット産業が急成長している一方、いろんな問題点が生じている(日本だけではないと思うが)。

 まず、ペットグッズやペットフードが豊富に販売されているが、なかにペットに無益ないし有害な製品も多数含まれている。次に、日本の獣医師にヤブ医者が多くて間違った治療をしたり、さらに金欲しさから不要な手術を薦めたりすることが多い。そこで、医療ミスや不当・過剰治療によって、ペットが痛めつけられ、命を落としてしまう事例は、枚挙にいとまがないという。

 人間の消費社会においても、同様なことが起きているが、少なくとも法律や規制がある。しかし、日本の場合、動物は「物」として扱われているので、業界に対する規制も少なく、生産者・業者側が問題を起こして責任を問えない野放し状態になっている。

 現代社会は過剰開発・過剰生産・過剰消費の社会だ。資本主義のメカニズムで、どうしてもこうなってしまう。生産者・業者を変えることができない以上、消費者側は自己防衛しかない。情報を自ら調べ、知識を増やす。商品の構造原理や成分や製造工程についての情報、医学知識や医療情報、その他の諸知識を自ら学び、判断基準をもつことは何よりも大切だ。

 何よりも、必要最小限の商品やサービスしか購入しない。これが水際対策、リスク低減の大前提だ。うちでは、ペットフードも一切購入しない。すべて手づくり食を愛犬・愛猫たちに与えている。

 人間も動物も、自然体・自然治癒力がいちばん。大切な家族は、自分で守ろう!

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