高市早苗氏が台湾にラブコール、日中関係は最悪のどん底に

 『高市氏「台湾有事は日本の脅威」 総統との面会希望』『自民・高市氏「蔡総統は憧れの女性」「台湾協力進める」』。――9月14日付けの産経新聞は立て続けに、2本の記事を掲載した。

 トランプを超えている。反中親台とされるトランプ前米大統領でさえ、蔡英文台湾総統会談まで踏み込めなかったのに、高市氏はここまで明言し、台湾との協力強化を示唆したとは、少々驚いた。

 安倍晋三氏の後押しを受ける高市氏は決して泡沫候補ではない。自民党総裁に選ばれた場合、保守陣営の支持が盤石になり、自民は総選挙で勝利(場合によっては圧勝)する公算が高い。そうすれば、第100代女性初の首相が誕生する。

 日本と台湾の蜜月関係はもしや、明らかな事実となり、中国の立場がなくなる。さらに、高市氏は首相就任後に靖国参拝を継続することも表明している。日中関係は最悪のどん底に落ちるだろう。

 ただ、早い段階で明らかにしたほうがいい。中国にも準備する余裕を与えられるからだ。日本企業もそろそろ準備したほうがいい。嵐がやってくるかもしれない。

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