悪い事態に直面したとき、MM2H厳格化の「喪失体験」

 日本人だけではない。外国人も同じだ。自分に不利でそうなってほしくない事態(事実)が生じた場合、本能的に拒絶反応が起こることだ。

 厳しい条件であるMM2H新政策について(参考記事『MM2H新政策確定、マレーシアは日本人の移住先から外れる』)、政府が先行実験に概ね成功し、制度が確定した情報に接したとき、概ね以下の反応を示す。

1. 事実否定
 「嘘だろう」。政府発表の成功データは操作された虚構だろう。政府の意図的なプロパガンダで信用できないと、否定の姿勢に出る。

2. 罵詈雑言
 事実を認めながらも、政府を批判・罵倒する。その延長線上では、新政策の失敗を予測する(呪うに近い)。

3. 悲嘆+α
 悲嘆しながらも、何とかしなければと代替策など、出口アプローチを考えている(様子)。

 喪失体験は概ね4つのフェーズに分かれる――。

 ①衝撃期(無感覚・麻痺、思考困難)→ ②悲痛・逃避期(悲しみ、怒り、否認、現実逃避)→ ③承認・回復期(現実受容、承認)→ ④再生期(再出発、自立)。

 上記1と2の反応は概ね、喪失体験第2フェーズにあたる。3は第3フェーズに差し掛かり、そして第4フェーズに向かう兆しをもみせている。

 私が「悪い情報」を某MM2H英語グループに共有・投稿したのは、特にコメントを寄せ集めて心理実験のつもりではなかったが、結果的に法則が検証された形になった。

 生身の人間ならほぼ誰もが同じ反応をする。ただし、フェーズの長短に個人差がある。喪失体験からできるだけ早く立ち直り、出口を見つけるため、意識的に次フェースへの迅速なシフトができるよう、自己感情のコントロールが必要だ。

 私自身もたくさんの体験をしてきた。今なお実践中。

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