中国に全敗、ジリ貧日本の自動車産業は崩壊へ

 財務省が発表した2023年2月の貿易統計速報(通関ベース)によると、日本の貿易収支は8977億円の赤字だった。赤字幅は比較可能な1979年以降、2月としては過去最大。赤字は19か月連続となった。一般家庭の家計簿に置き換えたら、恐ろしさが分かりやすい。自動車輸出データをみてみよう――。

 2000年 日本=485万台、中国=2万台
 2010年 日本=493万台、中国=54万台
 2015年 日本=442万台、中国=75万台
 2022年 日本=350万台、中国=311万台

 今年2023年、中国の自動車輸出額が日本を抜き、これからギャップが年々拡大していくだろう。さらにEV車要素を入れると、日本が中国に飲み込まれることはほぼ確実。電機産業が崩壊し、日本の最後の砦である自動車産業は、2025年までに中国に白旗を上げざるを得ない。

 データが正直だ。私が言ってきたトヨタの崩壊はやってくるだろう。時間の問題だ。

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