日本本社に申す、聖域なき改革なくして中国での将来がなし

 12月7日(火)、東京セミナーが新宿パークタワーで開催された。30名近くの参加者、定員超過の開催で、テレビ局の取材も入り、狭苦しい会場となった(お詫び申し上げます)。

47607_2TV取材を受ける

 中国労働新法の初受講者も10名ほどおられ、本社責任者が多いことから、「分かりやすい」ことを最優先とした。

この数年にわたっての中国労働現場の変遷、何が根本的に変わったか、日系企業が直面する難局とは何か、問題の数々に対してその事象にとどまらず裏のメカニズムについて掘り下げて説いた。そして、日系企業自身が抱えている数多くの問題点ないし致命傷を率直に指摘し、大変痛みは伴うが、その根治の療法も明確に提示した。

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47607b_3東京セミナー(12月7日、新宿パークタワーにて)

 ゼロベースの思考回路、日本本国での経験知の破棄、現地・現場に即した抜本的な発想転換と制度再生の重要性、切迫性を懸命に強調した。

半日セミナーの取材を終えたAテレビ局から、セミナー終了後も、さらに15分間の単独取材を受けた。

47607_4出版社編集長らと会食

 セミナーと取材終了後は、B出版社の編集長らと新宿で会食。今後の日本の行方で議論が白熱化し、あっというま3時間も経ってしまった。

大変有意義な1日だった。

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