1日1食モードに切り替える方法

 私はオートファジーの実践者で、完全1日1食。同じくトライする方で失敗する事例が多い。くれぐれも一気に1食モードに突入しないでください。私の場合、以下のプロセスを経て1日1食にたどり着いた――。

 まずは、1日2食。典型的な「16+8」で、16時間は何も食べない。8時間の間に2食を食べる。次に、2食の間隔を、8時間から7時間、6時間、5時間へと縮めていきながら、その中の1食の量も徐々に減らしていく。最後に2食を1食に統合する。フェイドアウト式のアプローチだ。

 同時にやることは、運動量のコントロール。上記の当初は運動すると、飢餓感が増すので、運動しない。そのうち慣れると少しずつ、運動量を増やしていく。フェイドイン式のアプローチだ。
 
 このように、フェイドアウトとフェイドインの同時進行で、私は3か月ほどで完全1日1食モードに切り替えた。1日1食は、すでに2年以上続いてきたが、今は普通に生活、運動しても、何ら飢餓感もない。むしろ、2食も食べられないほど、生活のリズムが定着した。

 普通の大人には、1日3食が多すぎる。産業革命時代の肉体労働者には、3食が必要だったかもしれないが、今のホワイトカラーはまったく必要なし。

 健康だけでなく、経済性も抜群。計算すると、1日1食モードだと、年間の食事コストは少なくとも数十万円節約できる。むろん、みんなやり出したら、フード産業の3分の1程度は消滅するだろうから、公には「1日3食」の必要性を唱えるわけだ。

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