放射線と高血圧、緊急事態下の「チャオ」?

 放射線汚染を恐れてか、上海でも一部塩の買い溜めが発生し、店頭から食塩が姿を消しているようだ。塩を食べただけで、放射線汚染から身を守れたら、世界がもっと平和になっているはずだ。放射線汚染よりも、高血圧に先にやられそうだ。

 海の汚染を心配しての塩買いなら、醤油や味噌も代用できるだろう。

 ガソリンも大変だ。会社の運転手が、給油のため一時間も並んだとか。自然災害があると、必ず怪しげな噂が流れる。

 どうしても放射線が怖いなら、地下室の確保が最優先ではないか。

 パニックというのが、災害時の大敵。自衛本能が冷静要請を殺してしまうからだ。日本国内の買い溜めにまだそれなりの理由があるにしても、中国の場合、うん~なんだか胡散臭いな・・・少し前、ニンニクの買い溜めで相場を吊り上げる輩もいたが。

 中国語の「炒(チャオ)」という言葉は、料理だけではない。広範な用途を有している。株は「炒股」、不動産なら「炒房」、今度もしや「炒塩」?

 チャオ!

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