5月24日(火)、訪越中のオバマ大統領が昼過ぎにホーチミンに到着する。市内の道路交通規制が敷かれる前の早朝、私はタンソンニャット国際空港へ向かう。計算したわけではないが、絶妙なタイミングだった。
昼過ぎ、ベトナム航空VN522便が上海浦東に到着。なぜか今日の浦東空港はガラガラに空いて人影がまばら。入国は待ち時間ゼロ分とは驚く。最近爆買いの狙い撃ちでピリピリする税関もぼーっとしている。どうしたのか。到着ロビーには、MKハイヤーの運転手が気をつけ姿勢でびしっと待っていた。
今日のMKハイヤー↑
3年前のMKハイヤー↑
MKハイヤーといえば、3年前上海に一度参入したものの、1年足らずで撤退していた。今回は戦略を練り直しての再上陸だろうか。といっても、配車アプリがどんどん勢力を拡大するなか、市場はますます競争が激しく厳しさを増している。MKの新戦略とは何か、とても興味をもつ。
3年前の車両はクラウンの中古だったが、いまはBMWの新車。運転手の身なりも3年前よりグレードアップした。上下スーツがびしっとしていて汚れのない白手袋をきちんとはめている。笑顔が欠けるのが仕方ないとして、基本的に合格ラインだ。5つ星ホテルのリムジンサービスと変わらない。
ブラボー、MKさん。今度こそ生き残ってくれ、頼む!