ブラームスとワグナー、昼下がりのクラシックタイム

 土曜の昼下がり、恒例のブラームスの交響曲鑑賞の時間。私自身は重度の「2Bファン」、ベートヴェン(B)とブラームス(B)のファンで、自分のiPhoneには、2Bの交響曲全13曲が入っている。

98719_2ブラームス交響楽全曲

 良いことがあっても、悪いことがあっても、この13曲に喜びを感じ、勇気付けられ、人生の源泉のようなものだ。もちろん、出張先のホテルや、空港待合室も、私のコンサート会場である。

 話が変わるが、今年はワグナー生誕200周年で、様々なイベントもあったが、まったく足を運んでいない。ワグナーについてはあの「タンホイザー」しか知らない。いや、他もいろいろ聞いたが全然記憶に残らない。肌があまり合わないのだろうか。

 ブラームスとワグナーも仲が悪いというか、何と言ったらいいのか、ワグナーがヒット曲を続出させる流行音楽だとすれば、ブラームスが演歌になる。例えとしてあまり妥当ではないかもしれないが・・・

 ブラームスの交響曲では、生涯4曲しか残されていないのが実に寂しい。ブラームス交響曲の第1番は、ベートヴェン第10番と喩えられているが、私はブラームスの4番を聞くたびに、つねにその5番を探し求めたくなる。そんな心境である。

タグ: