センチメンタルなフリーペーパー

 上海の日本語フリーペーバー、某A誌と某B誌、数年前と比べて随分薄くなったなと。上海出張中にふと気がついた。

 在住日本人市場が委縮すれば、日本語媒体も連動する。当たり前といえば当たり前だが、何だかさびしい。フリーペーパーは広告が収入源で広告が減れば、編集や発行コストの削減を余儀なくされるのだろう。

 6~7年前か、ずいぶん昔のこと、上海の某日本語フリーペーパーから寄稿の依頼が来たことがある。いいですよと引き受けようとしたところ、会社の広告もセットで出してくれないかと薦められた。結局がお金がかかるということだ。

 せっかく話をいただいているので、じゃ出してみようかと、それが半年くらい続けて中国労働法関係のコラムを寄稿した。私自身は無料コンテンツがあまり得意ではない。顧客に出している有料コンテンツとの線引きが難しく、いつも悩まされるので、最終的にはフリーペーパーへの出稿を完全にやめたのであった。その後、取材の依頼もあったのだが、話を聞くと、それも当方の会社宣伝を兼ねているので有料だという。なるほど、これがフリーペーパーのビジネスモデルなのだ。

 コンサル会社の宣伝、広告には、どうしても抵抗を感じるので、ここ数年フリーペーパーとの接点を一切持たなくなった。とはいっても、レストラン探しの情報源として重宝している。

 そんなフリーペーパーも世相の反映というべきか、ページ数が減ったことにいささか一縷のセンチメンタルさを持たずにいられない。どうかサバイバルしていつまでも頑張ってほしい。

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