4月3日(金)、ハノイで初の日系企業ベトナム人中堅研修テストクラス。
正直期待以上の手応えだった。先入観的にはベトナムが中国より遅れているというが、まったく違う。中堅マネージャーたちは中国のそれに負けていない。ある意味で、論理的思考回路は平均的に秀逸だった。
問題の本質に接近しようというアグレッシブな姿勢を感じずにいられない。なぜ、なぜ、なぜと一生懸命に考え、掘り下げようという姿勢だ。絶えずにメモを取り、貪欲的な学習モードに感動すら覚える。
優秀だ。現地の関係者に聞くと、ハノイでは欧米系企業がまだ存在感が薄いだけに、日系企業にはエース級の人材が集まったという。素晴らしい。
というよりも、原石のような人材たちを日系企業は生かすことができるのか、懸念材料になる。4月20日日本人管理職向けのセミナーではこれを一つの重要なテーマにしたい。