労働者全敗の仲裁裁決、法の意義を再考する
S. Tachibana
「申立人(労働者)のすべての申立て請求を棄却する」 先日、ブログで書いた「広州労働仲裁~法廷で戦う前に、まず法廷と戦う!」案件の裁決書が届けられた。 顧客企業の全勝。 喜んだのはつかの間。「労…
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【Q&A】『城鎮企業従業員基本養老保険関係移転継続暫定弁法』Q&A集(日中対照)
S. Tachibana
「城鎮企業従業員基本養老保険関係移転継続暫定弁法」(以下、「弁法」という)についてのQ&Aです。中国人人事担当者の方にも、分かりやすく日中対照で掲載しました。 [Q1] 办法何时开始施行? 「弁法」…
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養老保険移転新規定、企業納付分も12%省を跨いで移転可能に
S. Tachibana
国務院弁公庁は2009年12月28日に通知を発表し、人力資源・社会保障部と財政部が合同公布する「城鎮企業従業員基本養老保険関係移転継続暫定弁法」(以下、「弁法」という)を転送配布し、各省、自治区、直…
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【Q&A】人件費削減目的の週休3日制導入、賃金カットの取り扱い方は?
S. Tachibana
【質問】 上海市企業賃金支払法12条で、給料カットは賃金支払周期を超える場合可能という内容を見ました。われわれは週休2日制(土日)なのですが、週休3日制(+金)にして、その相当賃金をカットしたい。2…
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上海・北京・広東等主要地方における労働紛争案件の増加状況
S. Tachibana
2008年、中国の労働現場では火山が爆発したかのように、労働紛争案件が猛烈に急増した。最高人民法院はその総括として、「民生に係わる案件の審理を高度に重視する姿勢で、『労働契約法』の徹底実施に努め、労…
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賃金法の足音、賃上げメカニズム法定義務化の行方を占う
S. Tachibana
2010年、またもや在中企業の人事労務にとって難しい年になりそうだ。「労働契約法」の激震が収まらない中、新たな労使問題は発生しそうだ――。賃金法による賃上げメカニズムの法定義務化と労使間賃金交渉体制…
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変わるもの、変わらないもの
S. Tachibana
12月18日渡部先生との合同セミナーで、本年のセミナーはすべて終了した。「労働契約法」に翻弄され、二転三転、波乱万丈の1年だった。 12月18日セミナー 1年や2年前のセミナーで話した内容をもう一…
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中国の「官」を恐れるな!水虫のような病巣
S. Tachibana
昨日、労働仲裁法廷の「官」との戦いを書いて、読者の方から励ましの言葉をいただいた。嬉しい限りだ。 不思議なことがある。あれだけ、会社に権利を主張する労働者は、いざ仲裁法廷やら「官」を前にして、まる…
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法廷で戦う前に、まず法廷と戦う!
S. Tachibana
月曜日(12月14日)、労働仲裁開廷の日。早々と仲裁廷に到着し、待つこと1時間半。やっと、指定の時間になったものの、引き続き待機するようにと仲裁廷の担当者に指示された。通常は、指定時間と指定場所で開…
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