なぜ訴訟に勝てるのか、相手側の弱みをつつくとは何か?
S. Tachibana
「申立人(労働者)のすべての申立請求を棄却する」 裁決書が本日届けられた。顧客企業が全勝。当社が引き受けたK社労働紛争仲裁案件(「2010年03月24日 広州労働仲裁出張24時間勤務」)は、全勝の…
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集団契約の時代へ、「労働関係集団協議条例」法案化~内容抜粋とインパクト予測
S. Tachibana
「深圳経済特区労働関係集団協議条例(草案)」(以下、「深圳条例草案」という)は、同市第4期人代常務委員会第35回会議に提出し、審議に付された。当該条例は特区立法の形で、労使双方における有効な集団協議…
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冷房拝借のついでに労働仲裁
S. Tachibana
本日も、また、労働仲裁の依頼を受けた。ここのところ、労働紛争案件がひっきりなし。 昨日、上海のある労働法専門家セミナーに出席した。某有名労働法専門家G氏がいろいろなエピソード(実話)を披露してくれ…
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ラオックスが中国で訴えられたら、お気軽仲裁訴訟が怖い
S. Tachibana
ラオックスは4月下旬に東京・新宿とお台場に出店する。新宿に出す新店は2月末に閉鎖した「さくらや」の専門店の跡に入居する。さくらやを退職した従業員も20人程度採用する(日経新聞3月25日付報道)。 …
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松下北京篭城事件、従業員400名が工場を包囲
S. Tachibana
「補償が少ない」 協議離職に不満が噴出。抗議に乗り出した400余名の松下の従業員が工場前に集結してはゲートを封鎖し、日本人管理職の外出を妨害する。(訳注:中国では、「Panasonic」ではなく、…
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卑怯極まりないテロ式ストライキには徹底抗戦!
S. Tachibana
江蘇省の某日系企業のストライキ事件の処理に追われる土曜日になった。 前触れもなく、予告なしのストライキに突如として突入。正常出勤しようとする従業員を阻止、経営妨害。一連の条件を押し付ける。会社に検…
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労働者全敗の仲裁裁決、法の意義を再考する
S. Tachibana
「申立人(労働者)のすべての申立て請求を棄却する」 先日、ブログで書いた「広州労働仲裁~法廷で戦う前に、まず法廷と戦う!」案件の裁決書が届けられた。 顧客企業の全勝。 喜んだのはつかの間。「労…
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上海・北京・広東等主要地方における労働紛争案件の増加状況
S. Tachibana
2008年、中国の労働現場では火山が爆発したかのように、労働紛争案件が猛烈に急増した。最高人民法院はその総括として、「民生に係わる案件の審理を高度に重視する姿勢で、『労働契約法』の徹底実施に努め、労…
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中国の「官」を恐れるな!水虫のような病巣
S. Tachibana
昨日、労働仲裁法廷の「官」との戦いを書いて、読者の方から励ましの言葉をいただいた。嬉しい限りだ。 不思議なことがある。あれだけ、会社に権利を主張する労働者は、いざ仲裁法廷やら「官」を前にして、まる…
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