日本の「失われた30年」と、中国の「失われた300年」
S. Tachibana
最近、「中国の台頭」と「日本の衰退」論が盛んに語られている。歴史的視野を広げると、むしろ逆方向に「中国の衰退」と「欧州・日本の台頭」を見つめる必要があるのではないかと思う。 経済学者のアンガス・マ…
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トヨタはなぜ日本を諦めるのか?
S. Tachibana
『トヨタは日本を諦めつつある 豊田章男社長のメッセージ』(2023年1月1日付ITmediaビジネス)という記事からショックを受けた人が多いなか、よく考えれば、必然的帰結ではないかと思う。 3年前…
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PDCAはもう時代遅れ?
S. Tachibana
PDCA(Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善))はもう時代遅れだとか、日本の生産現場で生まれた独自の手法で世界的に通用しないとか、そう言われている昨今。そもそも、…
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偏向報道は当たり前、ジャーナリストや論客の正体とは?
S. Tachibana
私はここ2年、自分の立ち位置を大きく変えた。 視座を縦方向維持しつつ、横方向のいろいろなスポットに置いてみた。嫌いな人でも、その人の立ち位置に立って、その人にとっての正しいこととは何かを考えてきた…
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幸福と不幸(2)~誰でも幸せになれる、2つのツール
S. Tachibana
<前回> ● ツールその1~参照点 「参照点」――ノーベル賞に輝く行動経済学の中核、プロスペクト理論のまた中核概念である。利得と損失の判断を分ける基準点である。意思決定者は参照点からの変化によって、…
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幸福と不幸(1)~貧しくても幸せ、フィリピン人のからくりとは?
S. Tachibana
フィリピン人メイド(家政婦)はもう少しで、定例帰国休暇からクアラルンプールに戻ってくる。帰還便のWebチェックインをしてあげたのはいいが、本人のガラケーにデータ送信ができない難題が横たわる。仕方なく…
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脱中国(2)~逆立ちしてもできない日本人
S. Tachibana
<前回> 某日本人は、「私は中国製を使いません。脱中国です」と豪語する。思わず笑いだした。サプライチェーンという現代資本主義、特にグローバル経済の基本的な構造を理解できていない、いや、理解しようとし…
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脱中国(1)~日本人は餓死しても、台湾を守り抜く決心があるのか?
S. Tachibana
日本人は餓死しても、台湾を守り抜く決心があるのか?結論からいえば、「ない」。しかも、「ない」であるべきだ。 私がかねてより繰り返してきたように、「台湾有事は日本有事」と唱えながら、年間防衛予算2倍…
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社会を変えるか自分を変えるか、日本人の不作為
S. Tachibana
私は以前在職中の会社を変えようとしたところ、親切な上司にこう言われた。「君の力で会社は変わらない、君で変えられるのは君自身だけ」と、実質的退職勧告だった。私はそれで会社を辞めたが、会社(組織)を変え…
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