南部アフリカ紀行(28)~サバンナの王者、アカシアとハイエナ
S. Tachibana
<前回> サバンナの王者とは?私の判断基準から申し上げよう。 まず植物の部では、アカシア。 アカシアは非常に深い主根を地下に伸ばし、年間を通してほとんど降水のないサバンナ、あるいは砂漠地帯にも自…
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南部アフリカ紀行(27)~巣立たぬ鳥の集合住宅、限界なき肥大化続く
S. Tachibana
<前回> ナミブ砂漠をドライブすると、時々不思議な風景に出会う。木の上に奇妙な物体がぶら下がっている。 「鳥の巣だ」。ガイドのセブンさんが教えてくれた。随分大きな巣だ。中に直径2~3メートルに達す…
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南部アフリカ紀行(24)~咀嚼機能と野性味、私のゲームミート美食学
S. Tachibana
<前回> チョベ帰り、ビクトリアフォールズのホテルでシャワーを浴びて一休みすると、そろそろ夕食の時間。チョベは良かったが、ツアー運営に少々問題があってややテンションが下がった自分に元気をつけようと、…
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【時事解読】日大アメフト事件(2)~日本人の自己投影と感情移入
S. Tachibana
<前回> 大方の日本人は無意識に、自分自身のことを宮川選手に投影し、感情移入してしまったのである。日本型の組織や共同体のなかにある実像として、あまりにも一致して重なって見えるからだ――。 上級者の…
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ブロックチェーンでメディアや議会の廃止へ、民主主義の極意
S. Tachibana
ブロックチェーン技術は金融業に限られた話ではない。私が考えているのは、民主主義の極意としてメディアと議会の廃止である。ブロックチェーン技術の活用によってかようなパラドックス的(逆説的)な局面の形成も…
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【時事解読】日大アメフト事件(1)~日本人の思考停止は危険水域
S. Tachibana
ここのところ、日本国内のメディアを騒がせたのは、日本大学アメリカンフットボール部の反則タックル事件であった。それに便乗してソーシャルメディアでは大衆の罵声が飛び交った。 正義の声が渦巻く日本社会を…
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南部アフリカ紀行(14)~オシワンボーチキン、骨折しない鶏の強さ
S. Tachibana
<前回> 「オシワンボーチキン(Oshiwambo Chicken)」というナミビア料理に関して、ネット検索しても日本語情報は皆無だ(もしどなたかが見つけたら是非ご教示ください)。しかし、これが日本…
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南部アフリカ紀行(12)~大物遭遇率!サファリガイドは職人の世界
S. Tachibana
<前回> サファリ客はみんなライオンやチーターなどの大物を見たがる。しかし、そんなことを言っても、動物は生き物だから、つねに動いている。いつどこで出遭えるかは分かるはずがない。むしろ、出遭えないこと…
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南部アフリカ紀行(7)~水と砂、そして生と死の哲理
S. Tachibana
<前回> 砂丘は美しい。なぜ美しいかというと、色のコントラストが美しい、そして明暗の分かれ目を成す稜線があるから美しいのである。だが、その稜線は決して動かない静的なものでなく、季節や風の向きによって…
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