ハノイ開催、「失敗しないベトナム就業規則の作り方」

 午前は上海で私用雑用。午後浦東発のベトナム航空でハノイへ向かう。今日から3泊のベトナム出張。

 明日はハノイでセミナー「失敗しないベトナム就業規則の作り方」。定員超過で増席したので、あと最後の2席。

 最近のセミナーの傾向だが、出席者数はベトナムのほうが中国を上回ることも出てきた。これは非常に驚いたことだ。日系企業の全体的な総量レベルではまだまだ中国のほうが上だが、セミナー参加者数だけは一部逆転されてしまった。

 越中に共通して、日系企業のコスト重視傾向が最近目立つ。特に中国の教訓が大きい。当初は人件費が安い安いと安心したらあっという間に上がってしまう。ベトナムも知らぬうちに賃金がどんどん上がってきている。

 人事労務というのは、単なる人事労務ではない。最終的にコスト問題、財務の問題である。いままで単発的に案件ベースでコスト・フォーカスに取り組んできたが、最近は公開セミナーでもコストのことに多く触れるようにしている。

 今年後半は、上海、ハノイとホーチミンの3都市で、「人件費の効率化にフォーカスする人事制度の設計と運用」(仮題)を企画し、開催する予定だ。

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