<上海>Beefman、禁断の牛レバ刺しを食すイケナイ愉悦

 上海出張中に「Beefman」(牛肉人)で夕食。

 日本で禁止されたレバ刺しをここで食べられる。その規制にあたっての法的理由と経緯はよく理解しているつもりだ。ただ「禁断症状」というか、「意志薄弱」というか無性に食べたくなるのだ。今度こそこれを最後にしようと・・・。

 「Beefman」という名前だが、馬肉も提供されている。香ばしく焼き上がった馬肉は大変旨い。酒が進む。セミナーや研修会の前後、スタミナをつけるという意味で最適な一品だ。

 虹橋・新世紀広場にあるこの店にやってきたのはこれで3度目。焼き手の腕が上がっているのを実感する。焼具合、微妙なさじ加減を心得ているように思える。旨い。

 上海の外食産業はここ20年飛躍的に成長したといえる。私が1994年駐在でやってきた当時、上海の日本料理店は10軒未満だったが、いまは様々な形態で数百軒、いや、もしや千軒を超えているのかもしれない。

 調理系の人材が増え、物流の発達も追い風となり、産業の興隆に至ったが、競争も白熱化している。消費者にとっては嬉しい話だが・・・。

タグ: