美しく死ぬよりも、しぶとく生きよう

「自律的行動」が得意で、「自立的思考」が苦手。大方の日本人の傾向といえる。

「言われなくてもやる」が推奨されるが、「言われたことをもう一回考える」は善とされない。総じて「素直」という褒め言葉で括られている。

 この結果は、「ルール崇拝・行動先行・思考停止」にたどり着く。戦後の終身雇用制度がさらに、この傾向を助長した。

 令和の新時代。終身雇用制度の終了にあたって、日本人にはレールが撤去され、自分で進路を切り開くことになる。「素直さ」だけでは生きていけない。もう「働き方改革」どころではない。「生き方改革」なのだ。

 美しく死ぬよりも、しぶとく生きよう。

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