中国人は複数の事を頼むと・・・

 山岡さんのブログに、面白い記事があった。

 「中国人は複数の事を頼むと必ず何かを忘れる。例えば、買い物を頼むとします。その時に、最初は1つのものを買う。ということで中国人スタッフが出かけようとする。その時にふと思い出して、『それからついでに○○も買ってきて』。2つぐらいなら間違いも起こりにくいでしょうが、3つぐらいになるとどれかを忘れるという確率が上がる。でも、もともと中国人は変化に弱いところがあります。それは1つの事を粘り強くするという長所でもあります」

 私も同じ体験があるが、最近こうしている。3つ頼んだ場合、最後に必ず、「AとBとCで、3つお願いしました」を3回繰り返す。すると、あとで電話がかかってくる。「3つあったよね、最後の1つは何だったっけ?」

 3つまで覚えるのが大変なことだ。日本人もそうだ。大体人間は、いっぺんに2つくらいまでかな。問題はメモを取るか取らないか、復唱して確認するかしないかである。人間の記憶力を過信してはいけない。覚えたつもりだが、あとから気がついたら忘れていた。

 「中国人は変化に弱い」ということには、いささか賛同できない。日本人も変化に強くない。

タグ: