偽DHL配達、ロックダウンに便乗した不正・犯罪行為に注意!

 「DHL配達」が我が家にやってきた。着払いで500リンギットを払ってくれと。怪しい。DHLの国際便で着払いがあるのか。しかも、発送人がはっきりしない。伝票のトラッキング(追跡)番号をオンラインでチェックしても、該当なし。もう、ほぼ詐欺確定。もちろん受け取らない。

 最近、偽DHLの詐欺メールもある。「マレーシア政府のロックダウン措置によって配達不能になったあなた宛の荷物を預かっている。住所をアップデートしてください」と。まず拙い英語が特徴、そして例によってトラッキング番号の記載がない。さらにいうと、ロックダウンは配達を遮断していないはずだ。

 そういう場合は絶対に、添付ファイルを開けたり、返信したりしないようにしよう。なぜ自分の名前や住所、連絡番号、メールアドレスが正確に知られているかというと、個人情報の流出だろう。配送会社等の従業員が業務上の顧客データを闇取引で売ったりすることがあるからだ。

 気を付けよう。

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