コロナ対策、「日本独自路線」という奇形児がこう生まれた

 コロナ対策の専門家会議は機能していると思えない。まず1ついうと、今の日本が取っている政策はロックダウンではないにしても、果たして「集団免疫」なのか、これもはっきりしない。なぜ明確にいえないかというと、失敗を恐れているからだ。そこで「日本独自路線」という奇形児が生まれたわけだ。

 「独自路線」とは、現状を踏まえてあるゆる選択肢を分析、評価したうえで、しっかりした根拠に基づき、独自案を構築することをいうのだが、どうも法的規制やら利権やら何やらで追いやられて継ぎ接ぎで作り上げた「妥協案」ではないだろうか。とても「独自路線」の名に値するようなものではない。

 尾身氏も西浦氏も専門家として立派だか、政治家たちに囲まれ、泥沼に落とされたところで、純粋たる学問の世界でものをいえなくなった様相が明らかだ。公の場での喋りっぷりも不自然極まりない。内容を英語に訳せば、「何言ってんだ」と外国人に突っ込まれるに違いない。台湾やマレーシアの専門家や政治家が現状や目標をすべて明確な数字で述べているのに、日本だけ、口のあの「もぐもぐ」感、なんともいえない。

 本物の専門家たちの意見を聞きたいなら、一人ひとり匿名のレポートを出してもらうべきだろう。これらを公文書だけでなく学術資料としても保管し、専門家たちのキャリアを裏付けるエビデンスにすべきだろう。専門家の間に意見が分かれるのなら、きちんと議論で戦ってもらい、すべて議事録を残すべきだろう。

 安倍首相も専門家会議も責任が大きい。

 トップや責任所在が他者の牽制(下剋上)で結果に責任を負わないなら、トップの存在意義すらない。単なるアホだ。それを容認、是認することがもっとアホだ。良いことがあったらお手柄、悪い結果が出れば、官僚や野党の牽制のせい。そんなことなら誰でもできる。

 責任は必ず問われなければならない。

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