コンサートに連れてって、西瓜の種も忘れないで!

 待望のサラ・ブライトマン上海公演は、来週末にあります。

20406

 私は、オペラが好きで、基本的にテノールを中心に楽しんでいるのですが、最近、ソプラノも聞くようになりました。サラ・ブライトマンは、私の好きなソプラノ歌手の一人です。せっかくの上海公演は、行かないはずがない、と思いきや、躊躇ってしまいます。

 中国で、私がコンサートを存分に楽しんだこと、一回もありません。

 上演後遅れてくる人、写真撮影する人、しゃべる人、飲食する人、食べ散らかす人、一番酷いのがヒマワリの種や西瓜の種をカチャカチャ最初から最後までやる人・・・

 ここのところ、日本では、「むかついて殺人する」事案が増えているようですが、私は、殺人犯の心情を十分に理解できるような気がしてなりません。

 ニューヨークやロンドンのコンサートには、プレーシアターディナーとか、シャンパンレセプションなどがあって、観客は皆ドレスアップします。ブラックタイ、イブニングドレスなど、日本人から見ても大げさなくらいにおしゃれをします・・・

 しかし、中国は?・・・北京で京劇の観劇に行ったことがあります。観劇パッケージとあって、西瓜の種や蜜餞(ミージィアン=甘いドライフルーツ)などのスナックとお茶がセットになっている。服務員がときどきお茶の湯を足しにやってくるくらい親切でした。皆、わいわいして、西瓜の種カチャカチャ、役者の演技を評論し、時々、「好~!」と力強く大声を出す。

 なるほど、西洋人がオベラ鑑賞中に「ブラボー」と叫ぶのと一緒なのかもしれません?!違うのは、西洋では西瓜の種ではなくシャンパンで、しかも鑑賞中は飲み食いしないくらいです。

 欧米人は、コンサートを、日常的な一部ではありますが、非日常的に扱っている。

 中国人は、コンサートを、非日常的な部類ではありますが、日常的に扱っている。

 差がここにあります。中国人を非難するわけではありません。中国の主流文化を尊重する意味で、異教徒の私として、取りうる手段は2つしかありません。

 その一、自分のブログで愚痴をこぼす。
 その二、コンサートに行かない。

 私は、上記自分の権利をすべて行使します。

<注>
サラ・ブライトマン(Sarah Brightman, 1960年8月14日 – )は、イギリスのソプラノ歌手、女優である。1980年代にミュージカル女優として輝かしい成功を収め、1990年代以降はソロ歌手として活動している。クラシックとポップスを融合した独自の音楽スタイルはクラシカル・クロスオーバーの世界的な隆盛をもたらしている。アメリカにおけるビルボード・チャートのクラシック音楽部門とダンス音楽部門で同時に1位を獲得した唯一の歌手である。(『Wikipedia』より)

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。