マレー半島東海岸へ向かう、中国の鉄道案件を想起する

 6月22日(月)、休暇も兼ねて2泊3日の取材出張。クアラルンプールから東へ280キロ走行し、マレー半島を横断する。目指すは東海岸のクアンタン。

 マレー半島東海岸といえば、中国による高速鉄道建設案件を想起する。そもそも東海岸に高速鉄道などが必要だったのか。中国はなぜ一帯一路たるプロジェクトを始めたのか。このマレー半島を横断する鉄道になぜ熱心だったのか。さらに一帯一路にかかわる諸外国の政治家はまたなぜ中国を簡単に受け入れたのか……。

 マハティール氏が政権を奪還すると、なぜ違約金を払ってでもプロジェクトの中止を言い出したのか。しかも強烈な交渉を中国に仕掛けて工事代金を3分の1も負けさせた。それがどのようにして実現できたのか。日本はなぜこのような交渉ができないのか。中国との交渉のコツとは何か……。などなど気になることを今回の旅中に、時事時局解読『立花レビュー』として収録した。

<次回>

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