高市早苗氏が総理になれば、日本人の「福」である

 高市早苗氏の自民党総裁選出馬会見を、すべて視聴した。この方がトップになってくれるならば、日本人の「福」である。

 ほぼ完璧な会見だった。安倍氏を超えているし、マーガレット・サッチャーをも超えている。もちろん、私の想像をはるかに超えている。高市氏は神にもっとも近い存在だ。失礼だが、岸田氏と河野氏を足して二乗しても及ばない。基本的に原稿なしの問答、自らの言葉を使いこなすこと。それは頭の中にロジカルな思考がなければ、できないものだ。

 ここ1年、トランプの一件で暗転した気持ちは、また、希望に燃えてきた。

 高市早苗氏は、ある意味でトランプの日本版・女性版ともいえなくはない。いや、超えていると思う。われわれ日本は自力でなんとかなる。期待が膨らんできた。青は藍より出でて藍より青し。師匠の安倍氏を超えることこそが安倍氏の本望ではないかと思う。素晴らしすぎる。

 女性の皆さんに、謹んでお詫びしたい。

 私はいささか男性優位感覚の持ち主だった。しかし、高市氏の演説と記者問答を見て、私の先入観がいかに愚かだったか、徹底的に思い知らされた。男性は決して知的な劣位にあるわけではない。しかし、伝説的な優位性に酔いしれてきた。その社会的優位性を守り抜くためにも、自ら足かせを1つも2つも作ってきた。自縄自縛だった。

 女性の皆さんには1つお願いがある。高市さんの優秀さに嫉妬の念を持たないでほしい。彼女の成功は、間違いなく日本人女性全員の地位向上につながるだろう。高市氏より優秀な女性もきっといる。いや、たくさんいるだろう。もちろん男性も。出自や性別、学歴、そういった枠組みに捉われることなく、平等な機会に恵まれる、まさに高市氏が打ち出したビジョンの通り、日本で実現することを願ってやまない。

 男女に関係なく、一致団結して高市氏を応援しようではないか。日本は、一人ひとりの意思と力できっと変わる。

<次回>

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