アパレル泣かせの食いしん坊、着るものと食べるものの雑談

 「そろそろ、シャツを買いなさい。着替えがなくなっちゃうわよ」、また、妻に言われた。

 「適当に、買ってきてよ」、煩がる私。

 私個人的なお金の使い方を言うと、非常に偏っている。まず、身に付けるものはかなり「随便」(スゥイビァン)、いい加減だ。革靴10年、ネクタイ10年以上、ワイシャツ5年~8年、同時期に購入したパソコンが壊れても、シャツをそのまま着ている。固定資産並みの償却期間で、妻が呆れてしまう。洋服店や百貨店に行くほど苦痛なことはない。服はほとんど、妻が採寸して、代理購入してくれている。ここ5年にデパートなら、デパ地下の食品売り場しか足を踏み入れたことがない。

26382_2温泉旅館で美食に出会えば(めったにないが)、至福のひと時に

 着るもので、私が持っている一番の最高峰は、バーバリーのジャケット2着。1996年ロンドンのバーバリー本店で購入したもので、現役着用している。13年の高齢にも関わらず、さすがブランド物、しっかりしていてまったく壊れない。着慣れると、着心地がよいし、愛着が涌く。人はだいぶ太ってパンパンになっているが、それでも、見てくれ構わずによく着ている。

 自宅で寛ぐときは、浴衣に尽きる。外国のホテルは、バスローブが主流だが、重たくて肩が凝る。日本のホテルは、どんなに安いビジネスホテルでも浴衣が常備されているのが嬉しい。もちろん、温泉旅館で浴衣を着て食事するのが私の一番の贅沢。けれど、最近、日本の温泉旅館でも、部屋食タイプがだいぶ減った。仲居さんの人件費の削減だろうか。食事が大食堂になると、当然浴衣姿でいく。夕食はまだ良いが、朝食になると、浴衣姿は私一人だけだったりする。他のお客さんは慌しく、みなそのまま食堂から直接にチェックアウトするようだ。休暇になると、私の場合、スローライフに徹する・・・

26382_3佐賀県の温泉旅館、唐津焼の旅途中

 着るものの話になると、当社は、中国の繊維・アパレル業界の専門情報を顧客に提供している。が、社長の私がアパレルにまったく金を使わないのが何とも皮肉なことだろう。

 でも、食べ物や飲み物、「吸い物」(Smokingの方)には、大金を投入している。というよりも、私のエンゲル係数(消費支出に占める飲食費のパーセント)が、70%近くと異常な高さを示している。カード会社から、年末に年間使用状況の一覧を送ってくる。消費項目別の一覧も付いている。それを見ると、私の場合、飲食が70%、ホテル・交通費が25%、ファッションなどその他は残りの5%といった具合。

26382_4自宅の粗食日の献立、鴨南蛮そばは出汁が肝心

 エンゲル係数の異常な高さで、呆れるくらいだが、私は、美味しいもの、旅行に惜しげもなくお金を次ぎこむ。最近、血圧の問題もあって、週に数回粗食日、禁酒日を設けるようにしている。エンゲル係数といえば、漫画「美味しんぼ」に「日本人はエンゲル係数が低すぎる(もっと食事に気を使うべき)」という発言が登場していることを思い出す。特に最近、若い世代の味蕾の退化が問題になっているようで、大変残念に思う。

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