悪しき政治と無責任な日本人

 日本の衰退に様々な原因が挙げられている――。

 戦後アメリカの洗脳教育、
 中国による経済侵略、
 外国人の社会福利不当濫用、
 政治家の無能…

 洗脳されたまま抵抗できなかったのが日本人、
 経済的依存から脱却できなかったのが日本人、
 外国人制限法を改正できなかったのも日本人、
 政治家選びで選良できなかったのもまた日本人。

 日本は民主主義国家だ。主権在民、同時に、責任在民。つまるところ、無責任な国民の責任転嫁にほかならない。無責任国民で国家は当然衰退する。

 悪いことがあれば、すぐにその責任を政治家や官僚に擦り付ける。これは、独裁国家でできても、民主主義国家では決してできない。甘えるな!全国民の責任だ。Everybodyだ。無責任な国民こそが民主主義国家を滅ぼす元凶なのだ。

 「国家」とは、「国」「家」という2つの要素が含まれている。「国」に対する責任よりも、まず「家」に対する責任だ。

 家が国に依存していたら、国が崩れたときに家も道連れになってしまう。だから、結局自分や家族という「家」に対してどこまで責任が取れるかだ。

 家と国の切り離し、この時代に絶対必要だ。「脱中国」などの綺麗事よりも、まず「脱日本」だ。当の中国人は逆に日本人よりも「脱中国」的である。家が国に依存しない。その力を持たなければ、自分や家族に対する無責任としか言いようがない。

 国家に無責任で構わないが、自分や家族だけは責任を持って守ろう。自分と家族の不幸、その責任を国に擦りつけたら、それは最大の無責任だ。

 言い換えれば、家に対してさえ責任が取れない人は、国に対して責任が取れるのか?「国家」とは、「家」があっての「国」だ。

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