【時事解読】中国哲学に精通か、トランプ氏のならず者ぶり
S. Tachibana
「以其人之道,還治其人之身」(朱熹「中庸集注」第13章)。トランプ氏は中国哲学に精通しているか、あるいは優れた人材のブレーンがいるようだ。 「その人のやり方をもって、その人を倒す」という意味で、俗…
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【時事解読】米中貿易戦争、休戦も停戦もあり得ぬ
S. Tachibana
世界中の注目を集める中、G20での米中首脳会談が終わった。とりあえず合意された対中関税の第2段階引き上げの90日猶予、これをどう見るべきか。大方は「休戦」「停戦」と評しているなか、北朝鮮の朝鮮労働党…
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【視点】我が輩は愚民である、1万円札の福翁との対話
S. Tachibana
今週は立て続けに福澤諭吉の話。なぜ日本円の最高額1万円札の肖像画に福翁が採用されたのか。 福澤諭吉の論旨を整理すると、「学問によって差がつく」ことの是認、「他力本願」への批判、「独立自尊」の提唱と…
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【視点】愚民の上に苛き政府あり、福澤諭吉「愚民論」と他者依存
S. Tachibana
引き続き福澤諭吉「学問のすすめ」――。 「西洋の諺に『愚民の上に苛き政府あり』とはこのことなり。こは政府の苛きにあらず、愚民のみずから招く災なり。愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府…
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地球の定員、天国と地獄の定員で考える「少子高齢化」問題
S. Tachibana
少子高齢化。 一体、「少子」が問題なのか、「高齢」が問題なのか。あるいは、「少子」と「高齢」の一体化が問題なのか。まず、この問題の取り組みを見ると実に面白い。医学の更なる発展によって「高齢」の更な…
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新時代の学校と企業(2)~人的資源サプライチェーンの再構築
S. Tachibana
<前回> ライフチェーンの後方において、定年の消滅や終身現役の要請が出てくれば、ライフチェーン前方の内容も本質的に変わってくる。学校や企業のあり方、学校と企業の関係、すべて変わる。また変わらなければ…
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新時代の学校と企業(1)~年金制度の崩壊と「生き方改革」
S. Tachibana
時代が変わった。学校と企業の関係も変わってくる。変わらなければならなくなる。 学校を卒業して企業に就職し、そしてと数十年のサラリーマン人生を経て定年し、老後を過ごす。という従来の「標準型」人生ステ…
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海外進出と撤退、利と美の関係を逆転させる耽美主義の罠
S. Tachibana
海外市場の進出と撤退は、コインの裏表のようなものだと、私は考えている。 どうも、日本人は胸を張って「進出」するが、「撤退」となると、なるべく世間に知られないようにしたがる。 そもそも、日本企業の…
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【Wedge】ゴーン独裁者への制裁願望、ルサンチマンに遡源する復讐情念
S. Tachibana
ゴーン植民王国から、日産自動車は見事に独立を果たした。これからの日産は「日本的経営」に戻るとすれば、グローバル競争を勝ち抜くことができるのだろうか。という懸念がある。しかし、私は別の懸念をもっている…
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