日東電工事案(3)~日本総領事館の民事介入、当社は再質問行う
S. Tachibana
<前回> 日東電工騒動事件セミナー開催に関する同社の実名使用中止の要請及び在上海日本国総領事館の介入について、日本総領事館のA領事から、返信がありました。その一節を以下引用します。 「当館としては…
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【時事解読】日東電工蘇州工場閉鎖(1)~大物撤退も始まるか
S. Tachibana
日東電工の中国・蘇州工場で、工場閉鎖に不満を持った従業員がデモを起こし、一時、警察当局と衝突する騒ぎが起きていたことが1月9日、分かった。関係者によると、一部従業員は退職金上積みといった条件を受け入…
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日東電工事案(2)~セミナー実名使用中止要請と在上海日本国総領事館の介入について
S. Tachibana
<前回> このたびの「日東電工騒動事件」セミナーの開催に関して、日東電工側から実名出し中止の要求があり、さらに同社の要請によって在上海日本国総領事館からも実名出しおよび事案使用について是非の検討の勧…
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日東電工事案(1)~蘇州工場騒動、中国事業再編の要訣とは?
S. Tachibana
「無恥小日本、従業員を騙し、会社資産の移転を密謀し、詐欺の鬼子と最後まで戦おう!」――日東電工・中国蘇州工場の門に張り出された横断幕。新年明けて1月上旬、早速在中日系企業には不穏な気配が。 昨今の…
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中国の労働紛争の調停制度とは?キーポイントを知る
S. Tachibana
「調停」とは、仲裁や裁判のように裁決や判決で勝ち負けを決めるのではなく、当事者の言い分を聴き、法律的な評価をもとに条理に基づいて歩み寄りを促し、当事者の合意によって実情に即した解決を図る手続である。…
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【判例】労働契約終了後に妊娠判明、終了を撤回しての産休取得はできるか?
S. Tachibana
2007年12月17日、Mさんはぐるなび(上海)信息諮詢有限公司(以下「ぐるなび」)と1年間の労働契約を締結した。その後、双方は労働契約を2008年11月17日と2010年12月9日の2回更新し、契…
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中国の労働紛争仲裁の立証責任、一般規則と特殊規則がどう違うか?
S. Tachibana
「立証責任」とは、「証明責任」とも「挙証責任」いう。裁判にあたって裁判所または裁判官がある事実の有無につき確信を抱けない場合(真偽不明の場合)に、その事実の有無を前提とする法律効果の発生ないし不発生…
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【時事解読】残業強要や賃金制度変更、Uワールドスポーツ社にストライキ
S. Tachibana
台湾系のアパレル製造業者Uワールドスポーツ社(クアンナム省)では10月16日、500名規模の労働者がストライキに突入した。ベトナム国内メディアが報じた。 労働者たちによれば、労働契約上では1日あた…
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【時事解読】怠け者解雇にYes!仏労働法改正に見習え中国やベトナムよ
S. Tachibana
「怠け者、ルサンチマン、過激派を含めて、私はあらゆる勢力には決して譲歩しない」。マクロン仏大統領の断固たる姿勢には拍手を送りたい。 フランスの改正労働法には労働組合が大規模な反対運動を煽動し、パリ…
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