＜前回＞ 　庶民の声に耳を傾けても、正しい政治ができるとは限らない。けれど、庶民の味は違う。食のポピュリズムを求めて中東B級めぐりの旅が続く。 　マスカットの到着日は大晦日。有名レストランは外国人旅行…
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＜前回＞ 　中東料理といっても、いろいろある。その中の1つは、ペルシャ料理（イラン料理）。それが予想よりもはるかに味付けは薄めであっさりしている。香草と香辛料の風味もまた素晴らしい。面白い実験を敢行し…
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＜前回＞ 　生！生の羊肉をバーレーンで食べた。 　ユッケ風の生子羊肉である。何の臭みもなく、何の違和感もなく、自然に、美味しく食べた私はきっと狼の遺伝子を持ち合わせているに違いない。 　私は羊肉大好き…
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＜前回＞ 　アラブ人が酒を飲んでいる。一瞬、私は自分の目を疑った。バーレーンの某高級レバノン料理店で目撃した紛れもない事実だ。 バーレーン市内某高級レバノン料理店 　サウジアラビア風のカンドゥーラ姿の…
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＜前回＞ 　料理にも新旧の顔がある。前衛的なコンテンポラリー料理よりも、私はノスタルジックな「陳腐派」の部類を好む。クウェート料理のセピア色の影を求めて、やってきたのは、ここ――。 　「Shatea…
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＜前回＞ 　クウェートのスーク・シャークの端に孤立している海岸カフェが目に入った。というよりも潮風に乗って漂ってきた水タバコの淡い香りに釣られて入ったのは、「Port Restaurant」という海沿…
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＜前回＞ 　バブ・アル・シャムスの砂漠リゾートには、「アルハディーラ」という有名なショー・レストランがある。連日アラビアンナイトを上演し、各種のオプショナルツアーにも組み入れられている。 　換算すると…
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＜前回＞ 　1月2日（月）、今日も遠出の日。8時30分、オマーン人ガイド兼運転手がホテルでピックアップしてくれ、車でニズワへ向かう。観光も兼ねて最大の目的は買出し。このため、真っ先に目指すのはニズワ・…
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　郷土料理と地酒を揃えてくれる、肩の凝らないベトナム居酒屋。私が求めていた理想像が、ここハノイの「ハイウェイ 4」にあった。 　ハノイやホーチミンのベトナム料理店といえば、コロニアル様式の古い洋館を改…
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　熊本や阿蘇。内陸部の旅の食事はやはり肉中心となる。馬肉はもちろんのこと、あか牛も旨い。いや、私はあか牛の大ファンになった。 「阿蘇乃やまぼうし」の夕食、メインの肉盛り合わせ 　恥ずかしい話だが、実は…
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