マレーシア移住(44)~伊勢丹の失敗、「Japan Store」と「Nippon Museum」
S. Tachibana
<前回> 2017年3月6日付けの私の記事を一部抜粋・転載する――。 日曜の夕方、月例コンサートの帰り、4か月前にオープンしたクアラルンプール伊勢丹「Japan Store」の視察に立ち寄る。 …
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マレーシア移住(43)~「ほんまもん商品」と「ほんまもん商売」の違い
S. Tachibana
<前回> アジアの日本料理店。アジア現地人客に合わせて「非王道」系の日本食を出すと、日本人客に怒られる。「現地人に迎合する料理を出し上がって」と。そういう日本人客は無視すればいい。江戸前が食べたけれ…
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マレーシアのノロノロ電車とボロボロ駅舎
S. Tachibana
マレーシア在住10年、初の電車体験。遅いが、意外にも快適。マレーシアは基本的に車社会。電車は低所得者のために作られたシステムで一刻を争うニーズがないから、60kmの距離は1時間40分以上もかけて走る…
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マレーシア移住(42)~金子光晴の日本料理店、ユートピアは成功しない
S. Tachibana
<前回> 私は文学に興味が薄い。詩や小説たる読み物は全く手にしない砂漠の駱駝だ。故に、詩人金子光晴のこともほとんど知らない。マレーシアの南方にあるバトゥパハという小さな街を旅することで、金子の作品に…
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舞台のあるとこは美味しくない?レトロ上海料理店の客層
S. Tachibana
噂を聞きつけて、上海出張中に「人和館」というレトロ上海料理店でリサーチも兼ねて夕食を取ることになった。3週間前の予約でやっと席が取れたという人気店。正直、消費者として私の好む店ではない。舞台のあるレ…
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マレーシア移住(41)~「NOBU」流商法、王道と邪道の日本料理
S. Tachibana
<前回> 乱暴な仕分けをすると、「NOBU」の料理は2分類できる。1つは、創作系で日本人からすれば邪道までいかなくとも、「非王道的」な日本料理である。もう1つはオーソドックスの王道系日本料理。 ま…
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マレーシア移住(40)~マラッカの怪しいポルトガル料理
S. Tachibana
<前回> マラッカの「ポルトガル人居住区」にある「Restoran De Lisbon」というレストランに入り、楽しみにしていたポルトガル料理を食べる。まったく大袈裟な話だ。はっきり言って料理の正体…
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マレーシア移住(39)~海外ビジネス、「日本文化の発信」という罠
S. Tachibana
<前回> 海外ビジネスといえば、現地市場に日本の商品・サービスを売り込む。その際に「日本文化の発信」という言葉がよく語られる。実は、その「発信」自体に大きな問題が存在している。 マレーシアの地方都…
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マレーシア移住(38)~日本企業がなぜ勝てないか、構造的異質性
S. Tachibana
<前回> 前述したように、アフリカに進出する中国企業・中国人は4つのグループに分類できる。 おさらいすると、第1グループは政府や大手国有企業、つまりスーパーアッパークラスとなる「官」である。第2グ…
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