コピー流用で企業自身が被害者に、「3階建」商標登録・認証制度開始

 私が独創した人事制度「3階建」は、一昨年2014年に中国商標局へ出願し、昨年2015年12月8日付けで登録許可された。

 来週、2月23日に上海でこれが何回目、いや何十回目になるか覚えていないが、最新版「中国3階建人事制度セミナー」を再開催する。

 最近、在中日系企業の間では、「3階建」が結構知られているようだ。現時の中国労働法政策の問題、人件費上昇問題、不適格従業員の解雇難問題・賃金引下げ難問題・降格難問題、一方的辞令発令難問題、その他ほぼ人事労務管理上のすべての問題解決には、「3階建」が構造的かつ本質的なキーを提供してくれる。これは僭越ながら、断言する。

 2007年から、私が手がけてきた「3階建」人事制度(一部早期案件は2階建だったが)は50数件に上る。ここ数年、非正規コンサルによる「3階建」も出回っているようだ。昨年、私のセミナーでは、「弊社が導入した3階建人事制度に○○××の問題があった」と手を上げて苦情をいう参加者がいた。

 えっと思って、その中身をみると、形だけ私の3階建を真似た人事制度だった。肝心なところには構造的な致命傷が存在していた。メカニズムを具体的に説明すると、その方は顔を真っ赤にして無言で帰っていった。その方の前任者が私のセミナーを聴いて黙って独自に導入した制度だった。それを後任者に「3階建」として引き継がせたようだった。

 非正規導入事例は多数ある。グループ企業に正規導入された「3階建」を流用する事案も散見される。いずれも問題を生んでいる。私の「3階建」制度は、セミナーや勉強会でその原理と一般論的な部分を説明しつつも、各社の導入においては入念な調査・状況チェックとカスタマイズが施されている。単なる文書ベースの制度流用は大変危険だということを繰り返し強調してきた。

 勝手に流用した制度、非正規導入した制度を、「3階建」「3階建」と騒がれても大変困る。そこで、一昨年商標登録に踏み切った。「3階建」の濫用を阻止すべく、当社はライセンス形態をとり、認証番号制度を今年から実施する。さらに、「3階建」制度は毎年バージョンアップがあり、車検ならぬ「制検」認証もあわせて実施する。

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