元気のない「日本人街」、松江出張初日

 11月2日(木)、上海市内から郊外の松江へ移動。松江の日系企業某社の幹部研修を週末かけて行う。

 松江は基本的に工業の街。日系の工場も多い。私が泊まるホリディ・インの近くに普照街という「日本人街」があって、そのなかでももっとも老舗である「魯山人」という日本料理店に出向いてみた。

 店名があまりにも偉大だったのに、期待が大きかった。味はまあまあ、ただウエイトレスたちが一生懸命働いているのが印象的だった。何回も通おうという衝動は沸かない。そして、ホーチミンのレタントンのような活気もまったくない。

 松江もそうだが、中国は全体的にもう一時期の高揚感が沸くような国ではなくなった。私自身も中国に対する興味が日に日に薄れ、いわゆるわくわく感がなくなってきている。時代の趨勢なのか、それとも私の浮気性なのか、よく分からない。

 もうどうでもいい。

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