冷酷な時代に冷酷な経営者、そして熱く生き延びよう

旧「立花聡オフィシャルブログ」読者の皆様へ

 すでにご案内したとおり、4月1日から本サイトの運営が大きく変わります。実質的に2月18日より既にテスト運行に入っていましたが、対顧客の有料コンテンツ情報が本サイトに合流するために、一部クローズド環境での運営とさせていただきました。

 私1人の力がとても限られたものですから、加齢とともに執筆のパワーも衰えます。そういたしますと、取捨選択を強いられ、顧客向けの情報レポートにより多くのエネルギーを投入すれば、無料ブログのほうは減量にならざるを得ません。

 当初は完全クローズ環境にしてしまおうかとも思いましたが、せっかくのブログについてこられた多くの読者の方々とのご縁をこれで切ると思うと、限りなく寂しくなってしまいます。そこで、コンテンツ混在の環境構築に踏み切りました。

 とはいっても、これまでのブログよりも無料コンテンツが減ることは紛れもない事実です。連動してフェイスブックのタイムライン投稿も相応に減量します。その辺はどうかご容赦いただきたい。

 人工知能(AI)の全盛期に入りますと、私の職業、経営コンサルタントが「なくなる職業リスト」に入るかもしれません。いや、それはそれでいいと思います。IT技術の高度な発展についていけない者は淘汰される、当然のことです。もちろん、私自身も例外ではありません。

 昨年秋から、当社社内のクラウド化が始まり、社内業務連絡のメールがついに消滅しました。そして対顧客の配信業務もこのたびの情報オンライン化によってほぼなくなります。いまはその他の事務的業務の自動化について業者と話し合っています。

 私は自社スタッフに何も隠しません。

 「皆さんの仕事は、どんどん人工知能に奪われます。取って代わられます。上司から指示されてしか仕事ができない人は、一生指示命令で仕事をやっていればよかったという時代も歴史になります。給料が上がらないどころか、人工知能に仕事をもっていかれたら、糊口の糧すら失います。だから自力で食べていける人になりなさい。会社を蹴っ飛ばしても生きていける人、人工知能のできない仕事をできる人、そういう人になりなさい」と、言いました。

 とても冷酷な経営者と思われているでしょうが、私は言いたいことを真っすぐいう人です。考えていたことをそのまま口にします。冷酷な時代だからこそ、熱い生命力が生き延び、輝いていきます。人間は強い!

立花 聡


 

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