ベトナム人マネージャーは、その部下の労務管理にあたり、日本人経営陣が想像する以上に多くの難題に直面している。第一、法律の知識として、ベトナム労働法の基本知識、弁護士や法律専門家でさえも頭を抱えている法の解釈や運用についてのノウハウをどこまで持っているのか。第二、労働法務の実務スキルとして、就業規則や労働契約の運用だけでなく、現場で遭遇する多様なトラブル事案における判断基準や処理原則・ 技術技能をどこまで持っているのか。第三、従業員の自律性育成にあたるリーダーシップのスキルをどこまで持っているのか、といったものである。本研修会は、その全体的基礎教育にあたる。また2019年の労働法改正の要点(予測ベース)も盛り込まれた実務研修プログラムになっている。
※ 受講者各自のパソコン持参を推奨します。
【ベトナム 立花塾】ベトナム人幹部・中堅社員育成研修(第5回)~人事労務管理の基本と従業員の自律性育成(ベトナム語逐次通訳)
<ハノイ会場> 2018年10月10日(水)~11日(木)両日共に9:00~17:00(昼食込み)
<予定主要内容>
★≪第1部≫他律性造成の部~人事労務管理の基本
● ベトナムの労働環境と労働現場
● ベトナム労働法の基本と企業の対応
● 企業人事労務制度の基本
● 就業規則制度と労働契約の基本
● 労働法改正に伴う労働組合制度の変化
● 【事例学習】労務管理現場のトラブル事例と対策
★≪第2部≫自律性育成の部~働き方変革とイノベーション
● 従業員はなぜサボるのか?その回避方法とは?
● ストライキはなぜ起こるのか?その回避方法とは?
● 従業員の働く意欲の形成
● 現場発の問題発見・解決とイノベーション
● 【事例学習】従業員の自律性による現場管理
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