コロナで見えてきた日本社会の不条理

 居酒屋の客がサラリーマン。サラリーマンが貧しくなったので、居酒屋もどんどん安くしなきゃならない。安くするため社員を搾取してブラックになる。コロナがこの悪循環を断ち切ってくれる。潰れたところから新業態が生まれるだろう。

 サラリーマンがなぜ貧しくなったのか。だって2人の有能者が3人の無能者を食わせているからいけないのだ。3人のクビを切れば、残りの有能者2人が5人分の給料をシェアできる。クビになった3人はベトナム人実習生に取って代わり、力仕事をやればいい。すると、外国人労働力の輸入は要らなくなる。

 居酒屋や飲食店の話にもどろう。コロナ下、飲食店向けの補助を一線医療関係者に与えるべきだ。一部の飲食店が潰れるのは避けられないから、トリアージ、命の選択原理を準用すべきだ。

 コロナに絡んで日本の医療に対する批判はナンセンス。医療制度に問題があるが、それは社会制度の一角でしかない。その社会制度が戦後の経済成長を支えてきたもので、日本人の一人ひとりが甘い汁を吸った時期もあった。時間軸に沿って全貌を俯瞰しての批判姿勢であれば、国家国民全体の変革が急務だということが分かる。

 しかし、都合が悪くなった箇所だけをつまみ出して批判するのはおかしい。1億総評論家あっても何も変わらない。最前線で懸命に奮闘している医療関係者の気持ちを考えると、悲しくなる。日本人は高貴さを失った。

 Go Toトラベル、大金を注ぎ込んで、旅行会社もホテルも助かっていない。コロナが拡がっただけ。飲食店も一緒。補助しても無駄。潰れるところは潰れる。検証も総括もしない。負け続けるだろう、日本。

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です。