時代の流れ、中国からの「転向」や「変節」

 古い友人、著名な中国ビジネスコンサルタントである水野真澄氏は、経営する会社の社名を変更し、「チャイナ」を外してしまった。

 これについて、水野氏はそのブログ(2020年6月19日付)にこう記した――。「国、地域を付けた社名は、自分の首を絞めるのでやめるべきだ」。これは驚いた。水野氏ほど筋金入りの「中国専門家」まで「転向」、いやいささか「変節」(褒める意味で)と思わせる行動に出たとは。

 「ウィキペディア(Wikipedia)」を調べると、水野真澄氏は、「日本で最も注目を集める中国ビジネスコンサルタントの1人」(2020年6月21日現在)として紹介されている。もちろん、私の認識もその通りだ。この文言もこれから「中国」が外されるのか、注目したい。

 過去数年の間、「中国の現状と将来」について、水野氏とは何度かブログ上で公開議論を行ったことがある。もちろん私は「中国悲観論」者の立場としてだ。最終的に議論は平行線をたどって認識が一致せず、数年後歴史の検証を待とうということになった。

 私は、ビジネスが非常に流動的で、時代の流れをみてすばやく転向する方である。事業の移転や企業の撤退を含めて、そうした「変節」を善として捉えている。故に、今回の水野氏の行動をみて驚きながらも、むしろ「よく決断した」と賛辞を捧げたい。

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