有事であることを認識せよ

 7月15日(木)、「自宅監禁」の71日目。

 ロックダウンがやればやるほど、日々の感染者数が増加している。マレーシアのコロナ新規感染者はついに1日1万人を超えた。スクリーニング検査の拡大に伴い、1日2万人に達する可能性もあると当局が言っている。

 医療崩壊も進行中。早くも昨年前半に私が言ったことだが、「医療崩壊」するなら、「非医療手段」で対処するしかない。戦争中に負傷した兵士が一々軍医がやってくるのを待つ暇はない。仲間ができる救急手当をしてあげるのが当然だ。今は有事だ。このことを認識できずに、何事も平時のつもりでやってはいけない。

 医療現場でトリアージ(選別)するよりも、非医療現場で一次手当をやる。自宅隔離などは好例だ。結局、医療受け入れ拒否、非医療対処ではないか。平時では考えられない。有事だから。

 日本にも同じことが言える。コロナ予防を教えるのが大切だが、手当を教えるのも必要ではないか。

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