情報と人脈がすべて、マレーシア事業の検討が本格化

 昨日、私が住むヌグリ・スンビラン州の創業・経営者協会の旧正月(春節)パーティーに参加。マレーシアの創業・経営者協会PUMMのメンバーはなぜかほとんど華人。昨日のパーティーは、中国語の1か国語のみで運営されていた。先日、PUMM全国総会の年末忘年会に参加しても、中国語がメインで、英語とマレー語がサブになっていた。

 やはりビジネスと言ったら、華人。これは紛れもない事実だ。ただ、日本の異業種交流会のように、すぐに自分の商売を売り込むようなことはあまりしない。いや、ある種のタブーなのかもしれない。まず友達になること、何よりも「Give and Take」、自分が相手にどんな価値を提供(Give)できるのか、そのための情報収集と企画が必要だ。

 私がマレーシア現地でビジネスを始めたいと周りに明かすと、現地の友人たちはますます熱心にいろんな人脈を紹介してくれるようになった。ここスレンバンに引っ越してきて半年しか経っていないので、右も左も分からない。

 紹介されるのは、いろんな企業の経営者から、弁護士や議員まで、多彩な人脈情報が着々と私のデータベースに入ってくる。ただ、おんぶに抱っこだけではダメで、やはり相手に提供できる価値をしっかり見出すことが大切だ。マレーシアもそうだが、海外の場合、「お願いします」というのは通じない。逆に相手から「お願いされる」ような状況を自分から作り上げなければならない。

 マレーシアに移住して10年も経ってようやくビジネスに目覚めたような今日この頃だ。

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