● AIとの付き合い方
一般企業としてはAIの開発よりも、むしろ、AIの使用者として、いかにその使用価値の最大化に取り組むかが重要である。
AI、特にChatGPTのようなシステムは、与えられた質問や命令に基づいて回答を生成する。そのため、質問の質や構成によって、得られる結果の品質が大きく左右される。これを活用するためには、ユーザーが効果的な質問を行うスキルを持つことが必要である。また、繰り返し質問を行うことで、より良い結果を引き出すというアプローチは、AIを「探索」するプロセスとしても非常に効果的だ。
AIの使用価値を最大化するためには、単に技術を導入するだけでなく、それをどう活用するかという戦略が重要である。たとえば、AIの導入を通じて業務プロセスを効率化するだけでなく、データ分析や意思決定支援のような高度な分野でも最大限の価値を引き出すことが求められる。AIを使いこなすことで、他社との差別化や競争優位性を築くことができる。
AIは、ユーザーのフィードバックに基づいて学習や調整を行うことが可能である。そのため、ユーザーがAIの出力を検証し、改善のためのフィードバックを提供することで、より高度な結果を得ることができる。これは、長期的な使用においてAIの価値を最大化するための鍵となるプロセスである。
企業としては、AIを導入するだけでなく、従業員がAIを効果的に使用できるようトレーニングを提供し、AI活用のベストプラクティスを学習・共有することが重要である。これにより、AIの持つ潜在的な力を最大限に活用することが可能になる。
結論として、AIの導入は始まりに過ぎず、使用者がいかにその技術を効果的に使うかが本当の価値を決定する。「使い方」が成功のカギであり、企業がそれに注力することは非常に合理的なアプローチである。

● 仲間づくり
「仲間」「仲間づくり」とは、何か?先日、麻生太郎氏が総裁選に敗れた高市早苗氏にこのような“助言”をしたと報道された(ダイヤモンド誌)ーー。「自民党の歴史の中で3年以上総理を務めた例は7人しかいねえ。俺も菅も一年で終わった。石破はもっと短いかもしれねえ。だから高市、用意しとけ。議員は仲間作りが大事だから、これから半年くらい飲み会に行け」。高市氏も石破氏、仲間の少ない部類だった。これから「仲間づくり」の競争で勝負するわけだ。
● 人事労務コンサル
私が2001年に中国で日系企業向けの人事労務コンサルを立ち上げた。当時、顧客企業はやってきたものの、自分の専門知識がいかに貧弱かすぐに気付かされた。あれから9年かけて理系出身だった自分が法学と経営学に転向し、1200万円の学費だけでなく、莫大な時間をかけて、商機損失を蒙ってようやく今日に至った。
労務相談はよろず屋ではない。今のマレーシアでは、日系向けの財務会計コンサルは十数社があっても、人事労務系は当社以外にゼロである。それだけ、人事労務は大変なのである。
● 日本人と中国人どっちが自由か?
「中国は思想や言論の自由がない国と認識されますが、こと行動の自由に関していえば日本よりも自由度が格段に高い社会です」という一節(『日本と中国、どっちが自由?「聞き方」次第で答えが180度変わるワケ』)。その通りだと思う。その本質は、「思想」ではなく、「思考」の自由にある。中国は、日本より「思考の自由」がはるかに容認されているからだ。思考は判断と行動の源泉だ。日本人は、思考の自由が制限されている。これは一般人だけでなく、いわゆる有識者層にも見られる。
● 類は友を呼ぶ
類は友を呼ぶ。OSと波長という2つの要素がある。私の場合、OSが合っていたら、波長が違っても、問題なく付き合える。私と同じOSを共有する人は約2割弱。さらにOSも波長も合う人となると、2割のさらに2割弱しかないので、百人中に3人程度。結論は、この3~4人は異端児である。
観察していると、大多数の8割のさらに8割はOSも波長も合う人たちなのである。つまり全人口の6~7割という大多数はすぐに仲良くなれる人たちである。二ハ法則のそれぞれ二乗法則は、異端児である私の発明なのだろうか。




