イポー2日目。第4ラウンドの昼食は「安記」のモヤシ鶏だが、後半戦は付近の和瓊茶餐室(Woh Heng)でつまみ食いする。食い倒れツアーは倒れるまで食い続けるのだ。
正午過ぎの茶餐室は一部の屋台ブースがすでに閉じられた。イポーの飲食店の営業時間はどちらかというと朝から正午に集中しているようだ。覗いてみたら、ワンタン麺のブースがまだ営業しているので、とりあえずワンタン麺を注文する。
ワンタン麺の話だが、以前にも言った(参照:「ペナン食い倒れ日記(14)~ワンタン麺、マレーシア式 vs 香港式」)ように、マレーシア式と香港式の違いがある。ここのワンタン麺はスープ麺でどちらかというと香港式に近い。ワンタンのほかに水餃子をオプションで追加できるのがマレーシア的で面白い。
ワンタン麺を食べ終えると、すぐに隣のデザート店「奇峰豆腐花」へ転戦。ここも行列の人気店らしい。たまたまタイミングがよく、4~5組だけの短い列で済んだが、後からはまた長蛇の列。
「豆腐花」。豆花(ドウファー)とも呼ばれるが、大豆から得られた豆乳を凝固剤で凝固、成形したもので、豆腐よりも柔軟なゼリー状のデザート。昔食べた豆腐花は確かにザラザラとしていたが、今はこうして滑らかな食感になっているのは、どんな凝固剤が使われているのだろうか。少々気になる。味は甘くなくて美味しい。
これで第4ラウンド、昼の部が終了。帰り道に美味しそうなダック専門店「新揚威」を発見。今回は時間切れでもう無理だが、下見として、次回のイポーツアーのリストにしっかり載せておこう(後日談として参照:「イポーの道草、絶品ダックを食べて帰ろう」)。
ご馳走様でした。