自国民を守る英断、マレーシアや台湾次々と「鎖国状態」へ

 マレーシアは3月18日~31日の間に、マレーシア人の出国および外国人の入国を禁止した。その「外国人」には、マレーシア在住者も含まれているのだろうか。18日16:30マレーシア政府が通達を出した。その一部を抄訳・転載する。

 「マレーシア長期滞在ビザ保有者で、出入国禁止令の公布前に本国へ一時帰国中だが、勤務地復帰でマレーシアへ再入国することはできるのか?

 期間中は、マレーシアの基幹サービス分野で働く外国人労働者にのみマレーシア再入国が許可される。当該外国人はそれぞれの雇用者が発行する確認書を取得し、マレーシア出入国当局へ提出しなければならない」

 よって、一般企業の駐在員も現地雇用外国人従業員も、MM2H所持者も、入国禁止となる。台湾も3月19日から、全ての外国人の入国を拒否。ただし、居留証所持者などは除外。

 いずれも自国民を守るうえでの英断。

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