<KL>メニューから看板料理の蟹が消えた、火鍋屋「ChenChenho」

 9月14日(月)、クアラルンプール・ケポン地域の「ChenChenho Steamboat(瑱瑱好火鍋)」で火鍋の夕食を食べる。グルメ・ストリートという競争の激しい飲食店激戦区である。

 結論からいうと、火鍋店は素材商売だから、スープ以外に差別化するのはそう簡単ではない。この店は一応合格点といってよかろう。面白いことに着席するや、マネージャーがやってきて薦めてくるのは、いちばんお買い得感のあるセットだった。2人分で39リンギット。日本円に換算してちょうど1000円。

39リンギットの盛り合わせ、右サイドの肉ミンチは別注

 海老、魚、豆腐、野菜、練り製品が一通り揃う大きな盛り合わせは、確かにかなりお買い得感がある。といっても、ネット書き込み情報で好評だった看板料理の蟹がない。「蟹を追加注文したい」と言い出すと、マネージャーがびっくり顔。「えっ、蟹?蟹はないです」。

 「看板料理でしょう。売り切れか」「いいえ、お客さんはみんな蟹を注文しなくなったので、仕入れても痩せて死んじゃうだけ。だから仕入れをやめました」。正直に教えてくれるマネージャー。なるほど、仕方ない。蟹の代わりに、牛肉と羊肉、ララ(アサリ)を別注。

 中華海鮮料理店よりは、火鍋屋は若者をはじめ低予算客をターゲットとする。海鮮料理店では蟹目当ての富裕層客で蟹が飛ぶように売れても(参照『<KL>ケポンの「風月海鮮飯店」、激安激旨で大感激』)、火鍋屋となると様子が一変する。コロナで失業が増えるなか、景気の良い若者がそれほど多くないということか。大変な時期だ。

 もちろん、酒の持ち込みは無料。火鍋料理には北方感満点の白酒がぴったり。美味しかった。ご馳走様でした。

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