マレーシアに「華人政権」か、新首相にアンワル氏

 マレーシア。周りの華人がPH(希望連盟)のアンワル氏の勝利(首相就任)に沸き立っている。こんな記事があった――。

 マレー系の子供 「パパ、PHって華人政党でしょう」
 マレー人父さん 「華人政党だから何だ。我が家の親族にも関係者にも華人がたくさんいる。何か問題ある?自分が馬鹿だけでも、子供に受け継がれていなければいい」

 マハティール氏もかつて何度も「華人優位論」を唱えていた。マレーシアでは優劣で差別するよりも、差の存在をほぼ公然と認めている。だからこそ、マレー系へのケアが欠かせないわけだ。

 華人政権は、経済的センスが優れていることは間違いない。ただマジョリティであるマレー系のケアを忘れずに、やってほしい。

<次回>

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