マスクをしない白人、恥をかかせればいい

 羽田空港、ノーマスクで堂々としている白人がいた。日本のルール(空港内でのマスク着用アナウンスが繰り返されている)だからマスクをしてくださいと、私から注意すると、彼は逆ギレ。

 「Who are you?」
 「I am a citizen」

 あんたは誰だ、私に指図できるかという一瞬に、白人特有の傲慢さが余すところなく出ていた。公権力を持たない「市民(citizen)」だからこそ社会的正義を守る義務がある、という西側論理を持ち出して対抗する。外人は黙り込んで、大人しくマスクをつけた。しばらくするとぶつぶつ文句を言い出した。

 「マスクなんか、ヨーロッパでは特に終わってる。完全自由だよ」
 「そうだよ。あなたもヨーロッパに残れば、完全自由だ。あなたには日本に来ない自由がある」

 外人は顔を赤くして黙り込んだ。基本的に白人、殊にアングロサクソン系は世界のルールメイカーの地位に慣れていた。不覚にも傲慢な姿勢を露わにする。ただ、それは彼らの民主主義論理にしばしば相反し、矛盾する。ルールメイカー層の優位性を前提にした偽民主主義だからだ。

 そういう傲慢な白人には、一撃が必要だ。

タグ: