● ドバイが怪しい
最近、ドバイが怪しい。やっぱりそうだったのか。結局、日本人が日本人を騙すという構図はいつまでも変わらない。2017年にドバイ視察したとき、薄々と気配を感じたが、こんなに早く来ると思わなかった。砂漠に林立する高層ビル。儲かる時期はとっくに過ぎている。中東で本気で稼ぎたい人は、これからは、サウジアラビアかイランかだ。油も出ないドバイは終わっている。
ドバイは稼げる、儲かる、など。日本人の弱点は、簡単に稼げる道に突っ込むことだ。稼げる秘境があれば、普通は誰にも教えずに自分でせっせと稼ぐものだ。大してお金も持たない人が金儲けを呼びかけるのをまず疑った方がいい。本物のお金持ちはそんなことは絶対にしない。今、ドバイに雪崩れ込む人のほとんどは、お金持ちになれない(準)貧乏人だ。
海外で稼ぐこと、儲けること、基本的にタイミング。他者が動く前に動くこと、他者が引く前に引くことだ。私自身の中国ビジネス――。
第1段階。中国駐在は1994年、中国起業は2000年、1994-2003年の10年は勉強。
第2段階。中国のピークは2004-2013年、この10年は稼ぐ。
第3段階。2014年-今、この10年は温存、次の中国ブームに備えて充電中。
ただ、1つだけやり損ねたことは、90年代に中国で不動産を買うことだ。そのリベンジとして、2015年5月にベトナム・ホーチミン市にプレビルドのコンドを購入。その2か月後に外国人不動産法改正、全面開放となった。後の展開は周知の通りだ。
中国ビジネス温存段階を利用し、2015-2023年にベトナム事業を展開、中国からの産業移転を検証する。結果が出たので、今年ベトナムから撤退。
2013年にミャンマー検証したものの、結論は「NO」。その後の混乱を見て、正解だったことが証明された。ドバイは2017年1月に視察したが、既にピーク超えしたので、断念。
時代の大きな流れを見て、中国が米国を凌駕することはほぼ形になりつつある。個人的には中国に集中したい。

● 立花の中国寄り
SNSでは、私が中国寄りの言論をするのは中国から利益を得ているという人が未だにいる。ならば、アメリカ寄りの言論をする人は、アメリカから利益を得ていることになる。アメリカの利益が良くて中国の利益が悪いとでもいうのか?
そうだとすれば、中国のサプライチェーンで利益を得ている日本企業も日本人消費者も悪いことになる。悪いなら、米国サプライチェーンに切り替えたほうがいい。コスト高、生活費の数割アップを受け入れてでも是非そうしようではないか。私はどっちでもいい。アメリカで日本企業の経営コンサルをやっても問題ない。ビジネス英語なら支障はないけれど。
私が中国からお金を取って中国のためにものを言うというが、理屈はわかる。では聞くが、日本の政治家は日本人からお金を巻き上げ、アメリカは日本から搾取し、日本人のためにものを言っている?日本人のために働いている?私の方がそれらに比べて少しばかり良識を持っていると思わないか?
● 詐欺師
詐欺師は悪だが、詐欺被害者は決して善ではなく、弱であり、愚だったりもする。裏返せば、愚弱が悪の存在や増大を支える基盤である。悪を減らす上でまずは愚弱の強化が欠かせない。
しかし、大方の日本人は悪の批判に熱中しても、愚弱の反省と強化に興味がない。結局のところ、この現象を見て、世界で詐欺師は日本人を狙ったほうが成功率が高いので、当然日本人がカモにされる。
詐欺被害について、「日本人が誠実だから」という人もいるが、論理の倒錯だ。「誠実」と「強さ」は矛盾しない。嘘をつかない人(誠実者)だから、嘘をつく人(詐欺師)に騙されるという因果関係は成立しない。そもそも、愚弱の本質を「誠実」の美名で隠蔽し、誤魔化すことそれ自体が誠実とは言えない。
日本人は本当に、誠実ですか?自己欺瞞は、最大の不誠実。
● 嫌いな人
嫌いな人のフェイスブックは、普通ならさっさと解除、ブロックするが、しかし追いかける「忠実な」フォロワーがいる。それはどんな心理か、長い間興味があって、考えてきた。
先日、私のことが嫌いだけでなく、私の住むクアラルンプール、マレーシアまで嫌いになったと、私のことを「豚糞」と呼ぶ、まさに最大級の「立花嫌い」がついに出現した。その人もまた私をフォローし続けている。嫌いなもののいる(ある)場所も嫌いというのは、やはり、臭いのせいだろう。文脈としては成立する。
「怖いものみたさ」まではわかる。しかし、「臭いもの」となると、食糞趣味・習性を想起せずにいられない。今流行りの言葉でいうと「異次元」だ。精神的嗜糞症といったところかな。




